ポスティングには効果がない?集客アップのための3つのポイントとは
ポスティングは、ポストにチラシを投函して商品やサービスを知ってもらう宣伝手法です。チラシに興味を持ってもらえれば、そこから商品の購入や店舗への来店につながります。
しかし、「とりあえずポスティングしてみよう」と、具体的な計画なく行ったとしても、思うような効果は期待できません。
本記事では、ポスティングで「効果の出ない原因」「効果を上げる3つのポイント」について、くわしく解説していきたいと思います。
ポスティングで効果の出ない原因とは
チラシを配っても効果の出ないポスティングは、以下のいずれかの原因に当てはまっていることが多いです。
- チラシのターゲット・配布エリアが適切ではない
- チラシのデザインに読みたくなる工夫がない
- ポティングを1回きりでやめてしまっている
逆に言えば、事前にこの3点を意識してポスティングを行えば、満足のいく効果につながりやすくなります。
チラシのターゲット・配布エリアが適切ではない
ポスティングをする前に、あなたのビジネスのターゲットになる人を明確にイメージして、そのターゲットが多く住んでいるエリアにチラシを配るのが、ポスティングで効果を出すためのセオリーです。
ターゲット・配布エリアの方向性を間違えていると、本来届いてほしい人の元へチラシが届かず、思うような効果を得られなくなってしまいます。
たとえば学習塾の生徒募集のチラシを、単身者や高齢者の多いエリアに配ったとしても問い合わせにつながる可能性は低いでしょう。
ただやみくもにチラシを配るのではなく、ターゲット・配布エリアを慎重に見極めることが大切です。
チラシのデザインに読みたくなる工夫がない
チラシが無事に届いたとしても、そのチラシを確実に読んでもらえるとは限りません。チラシ自体に読んでみたくなるような工夫がない場合、効果はありません。
チラシを受け取った人が内容を判断するまでの時間は3~5秒と言われています。
ありきたりなデザインや、何を訴求したいのか分かりづらいチラシだと、読んでもらえる可能性は低くなってしまいます。
特に以下のようなチラシは、配布する前に修正を加えた方がいいでしょう。
- 商品・サービスの特長を伝えるキャッチコピーが無い
- 写真やイラストが無く、文字ばかりで読みづらい
- お店の地図や連絡先が目立たず、読み手が行動に移しづらい
「自分が読み手だった場合に、このチラシを読みたいか」という視点で、今一度チラシの内容を見返してみてください。
ポスティングを1回きりでやめてしまっている
1回のポスティングの反響は、およそ0.01~0.3パーセントと言われています。そのため、ポスティングで一定の効果を得るためには定期的に配布を行うことが大切です。
最初のポスティングの結果だけを見て「効果が無いからもうやめよう」と判断するお客様は多いのですが、重大な機会損失になってしまっています。
前回のポスティングでの課題をふまえ、継続的にポスティングを行うことで、じわじわと効果を実感できるようになるでしょう。
ポスティング効果を高める3つのポイント
ここからは、ポスティングの効果を高めるための3つのポイントを紹介します。
- ターゲット・配布エリアを具体的に設定する
- 読み手に「刺さる」チラシデザインのコツを押さえる
- 効果測定を行い、改善を繰り返す
くわしく見ていきましょう。
ターゲット・配布エリアを具体的に設定する
「ポスティングで効果の出ない原因とは」の章でお伝えした通り、ポスティングではターゲット・配布エリアを慎重に検討していく必要があります。
ポスティング効果を上げるためには、
- チラシを受け取ってほしいターゲット像を決める
- ターゲットが多く住んでいるエリア選定
の順番で考えていくとよいでしょう。
チラシを受け取ってほしいターゲット像を決める
チラシのターゲット像は具体的であるほど、ポスティング効果につながります。
- 自社の商品・サービスを利用するお客様はどんな悩みを抱えているか
- どんな趣味を持っているか
- 家族構成は
- どんな仕事に就いているか
「そこまで細かく決める必要ある?」と思った方もいるかもしれません。
しかし、細かくターゲティングを行うほど、チラシのデザインやキャッチコピーの方向性も固まりやすくなります。つまりは、特定の個人に「刺さりやすい」チラシが作れるのです。
チラシ内容にマッチしていると感じた読み手は、商品の購入や店舗への来店など、次のアクションを起こす可能性が高いのです。
ターゲットが多く住んでいるエリア選定
ターゲットが決まったら、ターゲット層が多く住んでいるエリアの選定が必要です。
エリア選定の考え方の1つに、「商圏から決める」方法があります。
商圏とは自社・自店舗が集客できる範囲のことです。ポスティングの場合は、店舗・事業所から1~2km内を指すケースが多いです。
商圏内でターゲット層が多いエリアはどこか、実際に自分で確かめることは難しいかもしれません。
その場合はポスティング業者に配布を依頼することで、過去の反響データをもとにエリアを割り出してもらうことができます。
アドネットは創業から30年を迎えるポスティング会社です。
ポスティングに関するご相談はお気軽に!
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読み手に「刺さる」チラシデザインのコツを押さえる
読み手の心に刺さるチラシのデザイン作成には、いくつかのコツがあります。
キャッチコピーで商品・サービスのメリットを伝える
効果を上げているチラシには、「商品・サービスを利用した際のメリット」が伝わるキャッチコピーが記載されています。
キャッチコピーは本文よりも目立ちますし、商品・サービスを少ない文字数で端的に伝えるため、人の目に触れやすい部分です。
ただし気を付けておきたいのは、「お客様にとってのメリット」を伝えることです。読み手に行動に移してほしい目的が先に出てしまい、売り手側の押し付けに感じられないか、よくチェックしておく必要があるでしょう。
読みやすいレイアウトにする
ポスティングで効果を出すには、何より「読みやすいチラシ」であることが大切です。ポストから取り出したときに、文字がびっしり埋め尽くされているチラシだったとしたら、なかなか続きを読もうという気にはならないでしょう。
その他にも、文頭が揃っていない、カラーが多すぎて目が散るなど、些細な要素でも読みやすさに影響します。
成功事例やお客様の声を入れる
商品を購入したり初めてのお店に行くときに、口コミを調べる人は多いです。
チラシに成功事例やお客様の声を載せることで、商品の購入や来店のひと押しになることがあります。
しかし、掲載していいのは実際のデータに基づく情報です。本当には存在しない評価を創作するのはNGです。
効果測定を行い改善を繰り返す
先にお伝えしたように、一度のポスティングで得られる平均的な反響率はおよそ0.01~0.3%です。
そのため、継続的にポスティングを行うことで効果を高めていくことが大切です。
チラシの反響率は「反響数÷配布枚数×100」で求めることができます。
反響数については、以下のような方法で測定することが可能です。
- 来店時に確認する
- チラシ持参で使えるクーポンを掲載する
- チラシ専用の電話番号・Webサイトを用意する
継続的にポスティングを行うことは、「商品・サービスを覚えてもらう」という効果にも繋がります。
繰り返し記憶にすりこむことで、必要なタイミングでチラシを引っ張り出し問い合わせをしてくれる、という可能性もあります。
また、何度もポスティングを行うことで、どのエリア・デザインの反響がより高かったか、といったデータも蓄積されていきますので、回数を重ねるごとに相乗的にポスティングの効果を高めていくことができます。
まとめ
ポスティングがうまくいかない原因と対策についてご紹介してきました。
ここで挙げたポイントを意識することで、ポスティングの効果を高めることができます。
アドネットではチラシデザインから、印刷、ポスティングまで全て一括で承っております!
疑問や不安、ご不明な点がありましたら、どうぞお気軽にお申し付けください。少しでもお客様の営業・販促活動の手助けができるよう最大限の努力をさせていただきます。
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