ポスティングで反響を上げる!読み手の行動を促すデザインのコツ【保存版】

読み手の行動を促すチラシデザインのコツ

以前、ポスティングをご依頼いただいたお客様のお話です。

「最近、なかなか新しいお客さんが増えないなぁ……」

「よし! チラシを配って集客してみよう」

しかしポスティングを行った結果、当初想定していたほどの反響は得られなかったのです。

「チラシ本当に配ってくれていますか?」

「ウチのお店にみんな興味が無いのかな……?」

そんなお悩みを抱えていました。

そこで弊社は、「もしかしたら、チラシのデザインに原因があるかもしれません」とご提案しました。

元々その商品やサービスに興味がある人であれば、チラシを手にした段階で問い合わせや来店に繋がると思います。

しかし興味が無い人は、チラシを見ても行動に繋がらない可能性が高いです。

では、そんな人にも興味を持ってもらうには、どんなデザインにしたらいいのでしょうか。

これからご紹介するデザインのコツを実施した結果、そのお客様は無事ポスティングで反響を上げることができました

どんな業種にも応用できる内容になっています。

アドネットは創業29年のポスティング業者です。

ポスティングから印刷・デザインまでお気軽にご相談ください!

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チラシは基本見てもらえない!?

まず、残念な事実からお伝えしなければなりません。

前提として、「チラシは読んでもらえない」可能性が高いです。

チラシを受け取る人は、その時点では商品・サービスについて興味が無いのが普通です。

ですので、ポスティングで反響を獲得するには、「分かりやすい」「興味を惹かれる」チラシを作る必要があります。

ここで、先述したお客様の最初のチラシデザインをお見せします。

NGパターンのチラシ

パッと見の体裁は整っているものの、残念ながら「反響が取れるチラシかどうか」の観点ではNGのチラシです。理由としては、以下が挙げられます。

  • 「何を伝えたいのか」がすぐには分からない
  • 「誰をターゲットにしたチラシか」が分からない
  • メインの文言(5/28 NEW OPEN)が背景に埋もれてしまっている
  • 写真が抽象的でイメージがしづらい
  • 全体的に色づかいに統一感がない

人はポストからチラシを取り出し、自分に必要な情報かどうかを判断するまでに、およそ3~5秒しかかからないと言われています。

そのため、手に取って数秒で読み手が内容を理解できるようにデザインを工夫しなければならないのです。

上に挙げたポイントを修正したデザインは、後ほどお見せします。

アドネットは創業29年のポスティング業者です。

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興味を持たせる構成「PASONA(パソナ)の法則」

「PASONA(パソナ)の法則」とは?

PASONA(パソナ)の法則」とは、WEBマーケティングやDM、メルマガなどに用いられる、消費者の購買意欲を上げることのできる文章構成です。

PASONA(パソナ)の法則とは
  1. Problem(問題) …… 問題点の明確化
  2. Affinity(親近感) …… 共感からの興味喚起
  3. Solution(解決策) …… 解決策を示す
  4. Offer(特典)……効果的なオファー
  5. Narrow down(絞り込み) ……期間を限定する
  6. Action(行動) …… 行動を呼びかける

この法則に当てはめて文章を書くことで、本来は難しいAction(行動)を強く促すことができます。

こちらが売り出したい商品を一方的に押し出すのではなく、読み手の抱えている問題に寄り添うことで、商品に近づくための道筋が明確になるのです。

「PASONA(パソナ)の法則」を用いた文章例

一例として、美容液をPASONAの法則を用いてPRしてみます。

  1. Problem(問題) …… 最近、顔のシワが気になり始めた
  2. Affinity(親近感) …… 市販のクリームじゃ効果がない。効果がある美容液があればいいのに…!
  3. Solution(解決策) …… 「〇〇〇(商品名)」は有効成分が肌の奥まで浸透し、大きなシワはもちろん、目尻の小ジワもなくすことができます!
  4. Offer(特典)……今ならもう1本ついてくる
  5. Narrow down(絞り込み) ……一週間限定で40%OFF
  6. Action(行動) …… 24時間、いつでもお申込みが可能です

このように、はじめに読み手の抱えている問題・悩みを明確にすることで、その問題を解決するための手段(商品)を提示しやすくなります。

さらに、PASONAの法則に「Evidence(証拠・根拠)」「User Voice(お客様の声)」を加えることで、商品・サービスの信ぴょう性が上がります。

反響を上げるチラシ作成の3つのポイント

反響を上げるチラシ作成の3つのポイント

反響を上げるチラシの構成については、これまで述べてきた通りです。

続いて、チラシ作成にあたって押さえておきたいポイントを3つお伝えします。

まずはチラシの目的を明確に!

まずはチラシによってどのような効果を上げたいのか、目的を明確にするところから始めましょう。

チラシを配る目的としては、以下のようなものが挙げられるでしょう。

  • お店の知名度を上げたい
  • なるべく多くの人に商品を知ってもらいたい
  • お店の集客数を増やしたい

目的によって、作成すべきデザインも変わってきます。そのため、チラシの目的はなるべく1つに絞るのがおすすめです。

同業者と差別化できる文言を入れる

先述したPASONAの法則の「Narrow Down(絞り込み)」にあたる部分には、同業者との違いが分かる文言を入れるのがポイントです。

たとえば「今なら〇〇割引」「〇〇が今なら増量中!」などの文言が挙げられます。

同業他社との違いが分かることにより、読み手の商品・サービスへの理解の手助けになります。

チラシに有効期限を設けることで行動に繋がりやすい

チラシには有効期限を設けた方が、より消費者の行動に繋がりやすくなります。

有効期限が設けられていないと、「そのうち行けばいいか」といった気持ちになりやすく、そのうちチラシの存在自体を忘れられてしまう可能性があるからです。

一週間限定で40%OFF

初回のお客様に限り無料

こうした期間限定のキャンペーンを設けておくことで、「期間内に行かないと!」という気持ちを促すことができます。

アドネットは創業29年のポスティング業者です。

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まとめ ここまでのポイントを押さえたチラシデザイン

ここまでの内容を踏まえ、冒頭でご紹介したお客様から再度いただいたチラシが以下になります。

OKパターンのチラシデザイン

PASONAの法則や有効期限を設けたことで、行動に移しやすいチラシになったかと思います。

また、実際に商品を使用したお客様の声を入れたことで、商品への信頼性も高まっています。

このチラシでもう一度ポスティングを行ったところ、前回の倍近い反響があったと言います。

ポスティングで反響を上げるには、「少しでも引っかかりがあるポイント」をチラシ内に用意することが大切です。

今回ご紹介した内容が、皆様の販促活動の一助になれば幸いです。


株式会社アドネットはチラシデザインから、印刷、ポスティングまで全て一括で承っております。是非、株式会社アドネットでのポスティングをご検討ください!

その他ポスティングに関する疑問や不安、ご不明な点がありましたら、どうぞお気軽にお申し付けください。少しでもお客様の営業・販促活動の手助けができるよう最大限の努力をさせていただきます。

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