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埼玉県の東南部に位置し、市域の南部は東京都足立区に接しています。昭和30年、草加町、谷塚町（旧谷塚村）、新田村による町村合併で 新生草加町となり、その後の編入や分離によってほぼ現在の市域となり、昭和33年11月1日に市制を施行しました。大規模な住宅団地の造成、地下鉄の相互乗り入れなどを受けて人口は増加し、都市化が進みました。

江戸時代、幕府公認の宿場となり、日光道中第2の宿場町、草加宿として参勤交代や日光社参、一般旅人の往来もあって大きなにぎわいをみせ、栄えていきました。松尾芭蕉が「奥の細道」の旅で草加宿に歩みを残しています。高砂１丁目の旧道南側詰から神明交差点にあるおせん公園までの全長約1.5kmが旧日光街道として残されています。

東武伊勢崎線（東武スカイツリーライン）が通る主要駅のひとつ、草加駅周辺は特に栄えていて、色々な商業施設が並んでいます。外国語の教育に力を入れている獨協大学のある獨協大学前駅の利用者は学生が中心となっていて、駅周辺には学生をターゲットとした商業施設が多くなっています。